2024/06/02(日)
あなたのその腰痛は本当に脊柱管狭窄症が原因ですか?
こんにちは☺️
鍼灸整体院ゆるり-yururi- 院長の木村です。
今回は先日当院にご来院された患者様の症例をご紹介いたします。
80歳になる男性の方で、5年程前から腰の痛みに悩まされ、歩く度に腰の痛みがあり、足に力が入らず、散歩することも困難な状況になったとのことでした。
整形外科を受診し、医師からは「脊柱管狭窄症による腰痛」と診断されていました。
痛み止めの処方、電気治療、リハビリといった治療を受けたが、腰痛は改善されず。
悩んでいたところ、知人に当院を紹介してもらい、ご来院されました。
通常、脊柱管狭窄症というのは、脊柱管という脊髄が通っている管が狭くなってしまうことで神経を圧迫し、痛みや痺れを引き起こしますので、完全に狭窄している場合は手術しか方法はありません。
しかし、脊柱管が完全に狭窄しきっていない限り、整体によって改善する事が期待出来ます。
これまで何人もの脊柱管狭窄症の患者様を施術し、実際に改善された患者様を見てきたので、自信を持って言えます。
この患者様のお体の状態を詳しく検査したところ、体のバランスは崩れ、いくつかの関節が正常に動いていませんでした。
この時点で、この患者様の腰痛の原因は脊柱管の狭窄によるものではないのかもしれないと思いました。
実際に施術を開始し、一つ一つの関節の動きを取り戻していくと、腰の痛みは消え、歩かせてみても、腰の痛みはなく、力強い歩行が出来るようになっていきました。
ここまでの施術で私は腰に全く触れていません。
この患者様は大変驚かれ、しばらく痛みがなくなった自分の体の状況を上手く飲み込めていませんでした😅
しかし、このような例は決して珍しいことではなく、よくある事なのです。
そもそも、ある程度年齢を重ねると、脊柱管や椎間板は誰でも狭くなりますし、狭くなっていても腰痛じゃない人もたくさんいるのです。
脊柱管が狭くなっているからといって、必ず腰が痛くなるわけではありません。
高齢の方が腰が痛いと病院にいくと、脊柱管狭窄症とよく診断されるのですが、必ずしも、それが腰痛の原因とも限らないのです。
足首や股関節、胸椎、頚椎といった腰以外の関節に問題や、体の歪みから腰の痛みを引き起こしているかもしれないのです。
もし、あなたも整形外科などで「脊柱管狭窄症」と診断を受け、狭窄症の治療しても腰の痛みが改善されずに悩んでいるなら、是非一度当院までご相談ください。
もしかしたら、腰以外に原因があるかもしれません😌
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